2018年2月24日(土)、IID(世田谷ものづくり学校)を舞台とした「artenarra 〜レッジョ・エミリアからの読み語りイベント〜」無事に終わりました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
前日の夜語りイベントが、まさかのイタリア、レッジョ・エミリア地方大雪のため中止となったことを受け、イタリアとの生中継ができなくなってしまうというイレギュラー。とても残念。各お家にて読み語りをやってね!とレッジョナラのホームページにも掲載されていました。
打って変わって東京都世田谷区は快晴。まさに絶好のイベント日和となりました。
そのお陰か第1部第2部合わせてなんと150名を超える方にご来場いただきました。ありがとうございます!
第1部のキックオフ・フォーラムでは、NPO法人子ども教育立国プラットフォーム事務局長の森井さんによる、レッジョ・エミリアのご紹介。なぜレッジョ・エミリア・アプローチがこの土地で生まれたのか、その背景を知ることができるひとときになりました。
その上で、イタリアと中継をつなぎ行った、イタリア幼児教育実践家の石井先生によるレッジョ・エミリア・アプローチのレクチャーは、実例が多数織り込まれており、初めて詳細を知る方にもとてもわかりやすかったのではないかなと思います。
IID事務局の青山さんを交えての続くパネルディスカッションでは活発な質問が上がっていたのが、その証拠ではないでしょうか。印象的だったのは、今後artenarraが行っていく「パフォーマー講座」や「artenarraせたがや」に関わってみたいとおっしゃってくださる方が多かったこと。とても心強く思います。
第2部、レッジョ・エミリア・アプローチの思想や哲学をベースとした、パフォーマンスやワークショップの時間では、子どもも大人も、思い思いの関わり方でその場にいられたのはアプローチで重要視している「誰も排除しない」を具現化できた場であったと思います。
塩川さんとちょっとのワークショップでは、何時間も遊んでくれていた子やリピーターになって何度も遊びに来てくれている子がいたり、絵本コーナーでは子どもたちが自由に好きな絵本を読んでいたり、読み語りをしてもらったり。
三匹が着る、吉福さんストウさんのパフォーマンスでも自然と子どもたちが一緒になって参加している姿も印象に残っています。またおはなしの部屋では、子どもだけでなく、大人が大爆笑しているシーンがみられたりと、運営側が”こうなったらいいな”、と妄想していた場が作られていたことが、とっても嬉しく思います。
次の「artenarraせたがや」は8月。
今回のようにプロのパフォーマー、アーティストだけでなく、地域にお住まいのみなさんと作り上げていきます。
参加したいなーという人は春から始まる「パフォーマー養成講座」にぜひご参加ください!詳細が決まり次第、またお知らせしますね。
みなさん、ぜひ一緒にartenarraを作っていきましょう!