表現やパフォーマンス、地域での活動やまちづくり、子どもたちとの関わりなどを学ぶ本講座では、地域のことや子育て、アートや読み語りについての関心をもつ人たちが様々な対話を重ねていきます。
これまでの講座を受講した経験について、修了生の方に伺いました。

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田中岳さん(2018年度修了生)
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■何をしている人ですか?
幼稚園教諭、短大非常勤講師
■講座を受講したきっかけは?
保育者としてレッジョエミリアに興味はもっていましたが、読み聞かせや語りをアートとして捉えるという観点が今までなく、学ぶ中で自分自身の強みにしていきたいと感じ、受講を決めました!
■講座中に感じたことは?
言葉で表現される世界は抽象的なものですが、一人一人の心象世界には、具体的な風景や景色があると思います。それをすり合わせる作業に、とても面白さを感じました。頭の中の絵を描く、その個性と創造にこそ真の価値があり、現在の生きにくくなった社会に、必要なスキルだと感じます。また、参加者同士の相互作用にこそ、アルテナラの求めるアートがあるようにも感じました。
■講座の経験は何に繋がっていますか?
実務的なことでは、読み聞かせはもちろんのこと、子どもとのごっこ遊びや劇表現など、様々な場面での場の作り方に、意識的に取り組めるようになったように感じています。
■いま受講を考えている人へ一言
新たな学びを得るとともに、一緒に受講する人たちと出会い、仲間とおはなしを作りあげていく中で、新しい自分との出会いもあったりします。ぜひ、物語の世界を通して、知識や人、自分との出会いを、楽しんでみてください!