artenarra世田谷2022講座 開催レポート #1日目

2022年1月15日、IID 世田谷ものづくり学校にて、2022年度のアルテナラ講座がスタートしました。今期の受講者はコロナ禍の影響により12名と、これまでよりも小規模での開催です。この日から、4月のアルテナラ世田谷2022でのパフォーマンス実施に向け、学びを深めていきます。

第1日目のこの日は、オリエンテーションとして、アルテナラとは何か、またどんなメンバーが受講生として受けているのか、お互いを知り合うことが主な目的です。

まず初めに、アルテナラ世田谷ディレクターの竹丸からアルテナラとは何か、どんな活動で、何を目的にしているのかのレクチャー。これらはアルテナラのプロジェクト全体における根底に位置するものです。これがずれていると受講生が行うパフォーマンスにもズレが出てきてしまいます。みなさんの雰囲気やメモを見るとアルテナラの背景にあるレッジョ・エミリア・アプローチの部分に関心があるような様子が見受けられました。

休憩を挟んで、次は受講生同士お互いを知り合うワーク。まずはそれぞれのパーソナリティに紐づくお題をきっかけに体を動かした後、ペアになりお互いのことをインタビューし合います。
最初の講座日ということもあって、緊張している様子が見てとれましたが、この辺りから徐々にリラックスできてきた様子です。インタビューでは対話が盛り上がり笑い声が上がるペアも。
聞き出した事柄をまとめメンバーに向けて発表。他己紹介をすることで、ただ自己紹介をしあうよりも深くお互いのことを知れたのではないでしょうか。この紙はプロフィール集として受講生にプレゼントです。

最後に竹丸を交え今の気持ちを率直に伝え合う、対話の時間。最初は何を伝えたら良いものか……という戸惑いも見られましたが、ある受講生からのコメントをきっかけに、徐々にみなさんのこの講座を受けるきっかけや思いが語られるようになりました。受講生の口から多く聞かれたのは、コロナの影響によってこのようなリアルに触れ合う場が少なくなった、人とリアルで関わり合うことへの渇望にも似た想いでした。これはアルテナラ世田谷2022にもつながりそうなキーワードですね。

これまでの講座と変わった点として今期から担任制を導入しました。受講生の学びに伴走していきます。今期の担任はこの2人、事務局の佐藤&山口の2人が担当します。

次回の講座では演出家の山田宏平さんによる実践に早速入っていきます。
さぁ、これから4ヶ月に渡るアルテナラ講座、楽しんで参りましょう。

投稿者について

team artenarra

レッジョ・エミリア、レッジョ・ナラの理念に共感し、日本での読み語り・総合芸術のイベント『artenarra』を開催するプロジェクトチームです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です